祖母から受け継いだバイオリン
30年以上押し入れで眠っていた一挺。表板の割れをニカワで接着し、駒の交換・魂柱の立て直し・ニス補修・毛替えまで。お孫さんが再び弾き始められました。
バイオリンも、ギターも、サックスも。「なんだか鳴らない」――その一言からで結構です。状態を診て、直すべきところだけ。世田谷の小さな工房で、20年やってきました。
初めての方にも分かりやすいよう、ご相談から納品までを5ステップで整理しています。ここでは、長く眠っていた弦楽器を例に、当工房の直し方を順に追います。
お電話・LINEまたはメールで、楽器の種類と気になる症状をお知らせください。お写真があれば送ってください。
工房に楽器をお持ちいただき、その場で診断(30〜60分)。長期保管楽器は預かり診断もできます。

診断結果と修理方法・所要日数・お見積もりをお伝えします。お考えの上、ご返答いただいてOK。
ご承諾後に修理を開始。複雑な修理は途中経過を写真でお知らせします。途中追加が必要な場合は確認連絡を入れます。


修理完了後、ご本人の前で音を出して確認。お持ち帰り時にお手入れ・保管のアドバイスもお伝えします。
過去にお預かりした楽器修理の一例です(お客様の許可をいただいた事例のみ掲載)。
30年以上押し入れで眠っていた一挺。表板の割れをニカワで接着し、駒の交換・魂柱の立て直し・ニス補修・毛替えまで。お孫さんが再び弾き始められました。
10年使い込んだ国産エレキギター。フレットの摩耗による音詰まりを、フレット全交換で解消。ナットも合わせて切り直しました。
備品のアルトサックス10台を一括メンテナンス。タンポ交換とバランス調整で、卒業まで安定して使える状態に。
引っ越しで音が狂ったアップライトピアノ。提携調律師の調律+整調で、お子さんの練習に集中できる状態に戻しました。
1/2サイズから3/4サイズへの移行時期。これまでの楽器の駒・魂柱を整えて、次のサイズの選定までご一緒しました。
お祖父様の遺品という戦前のウクレレ。割れ・接着剥がれ・指板の修復まで全面再生。家宝として、また音が鳴ります。

「壊れたかも」の一言から、で結構です。
楽器は、家族の物語を運んでいることが多い。それを静かに、しかし丁寧に、また弾けるようにしたい。
楽器の修理は、ただ動くようにすることではありません。
持ち主が「また弾きたい」と思えるところまで戻す仕事です。
「音の出が悪い」「弾いている時に違和感がある」など、ご本人が感じている症状を、まずゆっくり伺います。
修理代が楽器の価値を超える場合、買い替えのご提案もします。「直す」を強要しないのが信条です。
「このくらいかかる」を必ず事前にお伝えします。途中で追加が出た場合も、必ずお電話で確認します。
修理の後、その楽器が長持ちするように、保管・お手入れのコツをお伝えします。
「直さない方がいい」とお伝えすることもあります。修理屋の言うことではないかもしれませんが、楽器の状態と修理代、その両方を見て決めていただきたいのです。迷ったら、楽器を持って来てください。一緒に考えます。
店主 住吉 孝之(すみよし たかゆき)/ 弦楽器製作学校で3年、都内弦楽器店の修理部門で12年。2005年に当工房を開きました。湿度の上がる季節になりました。ペグが回りにくい、タンポがべたつく、そんな症状はこじれる前にどうぞ。
管楽器用のタンポ・コルク材を補充しました。学校備品の年度末メンテナンスは2月中のご予約をおすすめします。
12月は発表会前の調律・毛替えが混み合います。年内仕上がりをご希望の方はお早めにご相談ください。
初めて楽器修理を依頼される方からよくいただくご質問をまとめました。
音継ぎ工房は、東京・世田谷で20年続く小さな楽器修理工房です。
「壊れたかも」「弾けるかどうか分からない」――そんな段階のご相談から大歓迎です。点検・お見積もりは無料。ご相談はお電話・LINEで承ります。