
仕立て 01
一枚の祝儀袋にも、相手との距離を映す。
水引の本数、紙の厚み、短冊の余白、名前の入れ方。既製品のきれいさではなく、その人へ向けた礼の温度を整えます。
祝儀袋、水引細工、結納品。生成りの和紙と朱の結びを重ね、言葉にしきれない祝いの気配まで一つずつ仕立てます。



水引の本数、紙の厚み、短冊の余白、名前の入れ方。既製品のきれいさではなく、その人へ向けた礼の温度を整えます。

鶴、梅、淡路、輪。玄関や床の間に置ける水引細工は、贈った日の記憶を暮らしの中に静かに残します。

品目の意味を説明しながら、会場、人数、地域の慣習に合わせて過不足のない一式に。持ち運びと当日の並べ方まで設計します。
結び目は小さい。けれど、贈り手の迷いと願いを受け止めるには、十分な場所です。
相場や形式だけでは決めきれない贈り物ほど、最初に聞きたいのは「どう渡したいか」。そこから紙、色、結び、文字を決めます。
婚礼、結納、法人贈答、内祝いなど、渡す場所と相手を整理します。
生成り、白、薄紅、朱。写真や服装の雰囲気から、浮かない色を選びます。
淡路、梅、輪、あわじ返し。意味と見た目の両方で過不足を見ます。
表書き、包み、持ち運び、当日の置き方まで、最後の所作が乱れないように。




