染色・プリント加工
DYEING & PRINTING綿・ポリエステル・ナイロン・毛など、素材に合う染料を選んで染めます。生機(きばた)でのお預かりも、製品染めのご相談も承ります。
- 反応染料・分散染料・酸性染料による浸染
- 顔料プリント、スクリーン捺染、昇華転写
- 精練・漂白・シルケット加工・整理加工
- 色出し(ラボディップ)と承認見本の作成
Dyeing / Printing / Knitting / Weaving
色は、記憶ではなく記録で合わせます。
染色・プリント加工と、タオル・ニット・靴下の生地づくり。
4か月あけて染めた2枚です。数値は見本用の作り物です。
ロット 1 / 2026-04-12
ロット 2 / 2026-08-27
Repeat Records
時期をあけて同じ色番で染めた記録です。色の違い(色差 ΔE)が許容の中に収まっているかを、毎回この形で残します。
| 色番 | ロット1 | ロット2 | 色差 ΔE | 判定 |
|---|---|---|---|---|
AK-14 茜 |
2026-04-12 | 2026-08-27 | 0.4 | 合格 |
AI-08 藍 |
2026-03-05 | 2026-07-19 | 0.6 | 合格 |
WK-22 若草 |
2026-02-18 | 2026-06-24 | 0.3 | 合格 |
生地の写真は生成画像で、色は画面上で調整した見本です。数値は見本用の作り物です。
Two Entrances
当社には入口が二つあります。生地をつくるところから任せていただく場合と、すでにある生地を染める・プリントする場合です。どちらから入っても、その先の工程はつながっています。
綿・ポリエステル・ナイロン・毛など、素材に合う染料を選んで染めます。生機(きばた)でのお預かりも、製品染めのご相談も承ります。
タオルはパイル織、ニット地と靴下は編立です。糸の選び方から、目付や風合いの狙いどころまで一緒に決めていきます。
One Line
糸が生地になり、色がつき、幅と風合いが整えられて出ていく。工程の順に並べると、どの会社の相談も、この線のどこかから始まります。
綿・ポリエステル・ナイロン・毛・混紡。番手と撚りで、仕上がりの厚みと肌ざわりが決まります。先に糸を染める「先染め」を選ぶこともあります。
共通ニット地と靴下は編立、タオルはパイル織です。ゲージや度目、パイル長の設定で、同じ糸でも別の生地になります。
タオル・ニット・靴下糊や油分、綿の不純物を落として、染料がむらなく入る状態にします。ここが不十分だと、後で色がぶれます。
染色の前処理素材に合う染料で浸染します。綿は反応染料、ポリエステルは分散染料、毛やナイロンは酸性染料が基本です。染めた後の洗い(ソーピング)まで含めて一工程と考えます。
染色色柄をのせる工程です。顔料プリント、スクリーン捺染、昇華転写のどれが向くかは、素材・色数・数量で変わります。
プリント加工幅出し、乾燥、柔軟、防縮。ここで寸法と風合いが決まります。洗ったときの縮みも、この工程の設定に左右されます。
共通色と欠点を見て、決めた形にして出します。タオルは裁断と縫製、靴下はセット(型入れ)、ニット地は反での納品が中心です。
共通画面が狭いときは、この工程の帯を横にスクロールできます。
Vocabulary
染める側と、編む・織る側では、気にしている言葉が違います。どちらの言葉でご相談いただいても構いません。よく出てくるものを並べておきます。
「どの染料で染めるか」は、色の好みではなく素材で決まります。ここを外すと、色は出ても堅牢度が出ません。
「同じ糸なのに、前と違う」の多くは、設定の記録が残っていないことから起きます。数字で残せる項目を先に押さえます。
Color Matching
色は、染めた日の温度、糸のロット、浴比で動きます。狙うのは一度合わせることではなく、次に同じ指示で同じ場所に戻れることです。
Color Fastness
タオルは毎日洗われ、靴下は汗と摩擦にさらされ、店頭の生地は光を浴び続けます。どこに出る商品かが分かると、確認しておく試験も決まります。
| 試験 | JIS | 何を見るか | 現場で気にする点 |
|---|---|---|---|
| 洗濯 | L 0844 | 洗ったときの変色と、一緒に洗ったものへの色移り。 | タオルや肌着など、毎日洗う商品では最初に確認します。染めた後の洗いが効きます。 |
| 摩擦 | L 0849 | こすれたときに色が移らないか。乾いた状態と濡れた状態の両方。 | 濃色と顔料プリントは弱く出がちです。靴下や座面に触れる商品で問題になります。 |
| 汗 | L 0848 | 汗に触れたときの変色と色移り。酸性側とアルカリ性側で見ます。 | 直接肌に触れる商品、夏物、スポーツ用途で確認しておきたい項目です。 |
| 耐光 | L 0842 | 光に当たり続けたときの色あせ。 | 店頭のディスプレイや屋外で使うもの。淡色と特定の色相で差が出ます。 |
| 塩素処理水 | L 0884 | プールの水など、塩素を含む水に触れたときの変色。 | 水まわりの商品で必要になります。用途が分かれば先に織り込みます。 |
Small Lot
小ロットでも、色出しと段取りにかかる手間は大きく変わりません。だからこそ、色数を絞る、既存の色から選ぶ、素材を揃えるといった決め方で、無理のない形にできることがあります。
①どこで使われる商品か(洗う頻度、屋内か屋外か、肌に触れるか)②素材と、生地・糸・製品のどの状態でお預かりするか ③色数と、指定の色見本があるかどうか ④希望の数量と時期。
この4点が分かると、向いている染め方やプリントの方法、確認しておきたい堅牢度まで、まとめてお返しできます。決まっていない項目は未定のままで構いません。
Color Samples
ここに並べたのは見本サイト用の色です。実際の色は、素材と染料が決まってから小さく染めて確かめます。
見本サイト用に並べた色見本です。実際の色出しは、素材と染料が決まってから小さく染めて確認します(画面の色は環境によって変わります)。
「この写真の色に近づけたい」「前に作ったものと同じにしたい」。その段階からご相談ください。