有限会社木音工房

仕立てたもの

形よりも、何を読み、どう納めたか。判断の跡が分かるよう、三つの架空事例を並べました。数値はすべて架空の目安です。

事例 01

窓辺の壁面収納

窓枠と高さを揃え、家具が壁の一部に見える水平線。中央は飾る棚、左右は日用品を隠す扉。台輪を奥へ引き、足元の影を細く。

読んだこと
午後の光を遮らない奥行き。床掃除のしやすさ。
納めかた
扉の木目を三枚でつなぎ、閉じたときに一枚板の顔。

ナラ材の板目(色面での表現)

素材
ナラ材・真鍮
仕上げ
オイル拭き取り
寸法
W 2400 × H 2100 mm
事例 02

光を通す格子引き戸

閉じても廊下の明るさが残る、細い縦格子の二枚引き戸。手の触れる縦框はわずかに丸め、指が自然に掛かる形。

読んだこと
朝夕の光の向き。開け閉めの多い暮らし。
納めかた
格子の間隔は一定に見せ、端部で寸法を吸収。

ヒノキ材の柾目(色面での表現)

素材
ヒノキ材
仕上げ
蜜蝋
寸法
H 1980 mm・二枚引き

木取り図。板から部材を割り付ける。

事例 03

家族で囲む作業卓

食事、宿題、手仕事をひとつの場所で。長辺のどこに座っても膝が当たらないよう、幕板は薄く見せて中央で補強。

読んだこと
用途の入れ替わり。椅子を増やす場面。
納めかた
脚を端へ寄せ、天板の反り止めは裏側へ。

クリ材の濃い木肌(色面での表現)

素材
クリ材
仕上げ
拭き漆
寸法
W 1800 × D 820 mm

上の名称・寸法・素材・背景は、見せ方を示すための架空の内容です。実在の納品事例ではありません。写真が用意でき次第、同じ枠へそのまま差し替えられる寸法にしています。

似た形より、その場所の答え。

手描きのメモや、測った幅と高さ。断片からで構いません。必要なものを一緒に整理します。

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対応地域は関東一円。得意は店舗什器・造作収納・框戸。いずれも架空の設定。